リゾバの仕事 フロント編
フロントと言えばホテルの顔、丁寧な言葉使いやしっかりとした挨拶が求められます。
チェックインのときにはお客さんにちゃんと説明ができなければいけませんし、チェックアウトのときには現金を扱うこともありますので責任重大です。
チェックインの際の説明は基本的にマニュアルがありますのでそれを覚えておけば大丈夫ですが、お客さんから質問されることに答えられるようになるには時間が掛かります。
ホテル内のことはもちろん、ホテル周辺の観光地や食事処、花や動物の名前まで、全てに答えられる人なんていないと思いますが、少しずつでも覚えていかないといつまで経っても答えられません。
短期の派遣だからそんなん知らんで済ませずに、休みの日は観光がてら近場を探索してみるのもいいと思います。
チェックアウトで現金を扱うような仕事は社員がやればいいのにって思うこともありますがなかなかそうもいきません。
高級リゾートの支払いとなると何十万円とかの支払いもあり、現金払いだと数え間違いがないかと緊張します。
私は今までに大きなトラブルはありませんが、同僚が請求ミスでお客さんから多めにお金を受け取ってしまったことがあり、謝罪の電話や返金手続きと大変でした。
ドアスタッフと呼ばれるホテルの玄関付近に待機して、送迎や車の誘導、館内案内や警備をする仕事や、ベルスタッフと呼ばれるチェックインしたお客さんを部屋まで案内するのもフロントの仕事としてやることもあります。
トラブルやクレーム対応もフロントの仕事、酷いものは社員に任せてしまえばいいのですが、長々と嫌味を聞かされることもありますので忍耐力も必要です。
夜間のフロント対応するナイトフロントという仕事もあります。
昼間に比べると接客する機会も少ないですし、午後10時から午前5時までは深夜手当てとして時給が1.25倍になるため一部の人には人気の職種です。
ただし生活が昼夜逆転しますし、午後8時から午前8時までの12時間勤務で休憩(仮眠)4時間といったシフトも多く、休憩時間が深夜手当ての出る時間だと貰える手当ては僅かです。
またわからないことがあっても誰にも聞けなかったり、1人でトラブルやクレーム対応しないといけないこともあるので、私的にはあまりお勧めできません。