コロナ後のバイキング形式のレストランは?
コロナ禍から抜け出した後のホテル業界はいろいろ変わっていくことが多いと思います。
完全に収束するまで今まで通りの形態での営業は難しいでしょうね。
中でもバイキング形式のレストランは厳しいと思います。
私もバイキングレストランで働いたことがありますが、料理は長時間出したままですし、料理を取るためのトングやスプーン、箸等は何人ものお客さんが使うので接触感染の恐れがあります。
コロナの流行が始まった頃、20分置きにトング交換とか言われましたが、お客さんの少ない時間は対応できてもお客さんが増えて忙しくなってくるとそれどころじゃなくなってしまいます。
今では多くの人がマスクを付けていますが、その頃はまだお客さんのマスク着用率は低かったですし、従業員に至ってはマスク着用禁止でした。(2月末から全員着用)
新しい生活様式では人の集まるところでのマスク着用は当然ですが、バイキング形式のレストランだと嫌でも料理の周りに人が集まります。
食事時間を分けてレストランに入れる人数を減らすことは可能ですが、収容人数の多いホテルだとレストラン営業時間が長くなることで出す料理の交換回数が増え、利益率の低下を招くことになりかねません。
湯快リゾートや大江戸温泉物語のような何百人ものお客さんが入る巨大バイキングが売りのホテルは特に厳しいでしょうね。
1泊2食付で8000円以下など格安で宿泊できるようですが、このような薄利多売の営業形態で密を避けるために客を減らすのは自殺行為とも言えるでしょう。
湯快リゾートや大江戸温泉物語でリゾバした人も多いと思います。
コロナ禍が完全収束するまで何とか生き残って欲しいですね。